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iPhone Duoの偽予約サイトに注意!騙されないための見分け方と対策

2026年9月9日、Appleは初の折りたためるiPhone「iPhone Duo」を発表しました。予約の開始は10月16日(金)で、販売は10月23日(金)に始まります。

予約開始日や価格、購入方法を調べる人が増えるこの時期を狙い、Appleになりすました偽のサイトや、ユーザのお金や個人情報を狙うあやしいWebサイトが確認されています。

TrendLifeのリサーチチームは、Appleの新製品発表の前後に、偽の予約サイトや広告収入を狙ったサイトなど、さまざまなサイトを確認しました。

本記事では、それぞれの偽サイトの手口の特徴と、だまされないための対策を解説します。

※本記事は2026年10月時点の情報を基に作成しています。TrendLifeが確認したサイトの特徴を紹介するもので、被害の規模を示すものではありません。

※本記事で取り上げるサイトは、Appleおよびそのサービスとは一切関係ありません。ブランド名はすべて各社の商標または登録商標です。

【参考情報】
Apple|Apple、iPhone Duoを発表(2026年9月9日)

偽の先行予約サイト

Apple公式の予約受付が始まる前に、「iPhone Duoを予約できる」とうたうサイトを見かけた場合は注意が必要です。こうしたサイトは、正規の予約ページを装い、支払い情報や個人情報の入力を促すことがあります。

このようなサイトのドメイン(Webサイトの住所にあたる文字列)を独自に調査した事例が、Forbesでも取り上げられています。それによると、Appleが2026年9月9日(米国時間)に開催した製品発表イベントより前から、iPhone 18 Proの販売ページを装ったサイトが確認されていました。

こうしたサイトはAppleが発表した製品名、仕様、販売価格などの、公開情報を使い、本物の販売サイトであるかのように見せかけます。そのため、一見しただけでは正規サイトとの見分けが難しい場合があります。

予約案内を見かけても、サイトに記載されている内容をそのまま信じないようにしましょう。予約開始日や販売条件は、Apple公式サイトや信頼できる販売店を通じて確認してください。

【参考情報】
Forbes|Apple iPhone 18 Pro Scam Warning As Pre-Orders Go Live September 12(2026年9月11日、Davey Winder氏)

iPhone Duoの名称を使ったアフィリエイト広告サイトを装った広告サイト

TrendLifeでは、iPhoneの新製品名を使い、アフィリエイト広告*のサイトへ利用者を誘導するケースを確認しました。

*アフィリエイト広告とは、広告経由で商品購入やサービスの申し込みが行われた場合に、紹介者へ報酬が支払われる仕組みです。

アフィリエイト広告そのものは違法なものではありません。しかし、Appleに関連する名称が使われていても、そのサイトがAppleと提携していることや、Apple公式であることを意味するわけではありません。

また、そのサイトで公式の予約注文を受け付けていることや、特別価格で購入できることが保証されているわけでもありません。個人情報や支払い情報を入力する前に、販売元や遷移先サイト、利用条件などを十分に確認しましょう。

さらに、「Apple公認」「Apple公式」「Apple推奨」などとうたう広告であっても、その内容をそのまま信じるのではなく、Apple公式サイトなど信頼できる情報源で事実を確認することが大切です。

開くだけで被害につながるおそれがあるサイト

悪意のあるサイトは、必ずしも支払いやログイン、アプリのインストールを求めるとは限りません。古いiOSを使用している場合は、サイトを閲覧しただけで端末内の情報が危険にさらされるおそれがあります。

TrendLifeは、「iPhone Duo」の無料プレゼントキャンペーンを装うサイトを確認しました。このサイトはApple公式サイトに似たデザインを使用し、「コメントを投稿するだけで応募でき、購入は不要。毎晩3人が当選する」と案内していました。また、応募のためとして、氏名、メールアドレス、電話番号などの入力を求めていました。

「iPhone Duo」の無料プレゼントを装うサイトの画面

さらにこのサイトは、訪問者が利用しているiOSのバージョンに応じて異なる攻撃コードを読み込み、既知のiOSの脆弱性(ぜいじゃくせい:プログラムの弱点)を悪用しようとしていました。

攻撃が成功すると、端末に保存された認証情報(IDやパスワードなど、本人であることを確認するための情報)が盗まれ、アカウントを乗っ取られるおそれがあります。

脆弱性が修正されていないiPhoneでは、応募フォームへの個人情報の入力や「応募」ボタンの押下をしなくても、サイトを開いただけで認証情報が危険にさらされる可能性があります。

このような攻撃から身を守るためにも、iOSは常に最新の状態に更新しておくことが重要です。

偽サイトを見分けるための4つのチェックポイント

次のような特徴が見られるサイトには注意しましょう。ただし、これらに当てはまらい場合でも安全とは限りません。見覚えのないサイトを利用する際は、十分に確認することが大切です。

  • 正式な予約開始前から予約を受け付けている
    「先行予約」「限定予約」などとうたっていても、その内容を確認できない場合は注意が必要です。このような情報はApple公式サイトで確認しましょう。
  • カウントダウンや期間限定表示で急がせる
    「残り○分」「今だけ」などと表示されても慌てる必要はありません。表示された期限にかかわらず、落ち着いて内容を確認しましょう。
  • サイトの情報に不自然な点がある
    利用規約などのリンクが機能していない、製品情報がAppleの発表内容と一致していない、といった場合には注意が必要です。
  • 突然届いたメッセージや広告から誘導される
    心当たりのないメールや広告から予約サイトや販売サイトへ誘導された場合は、リンクを開かず、Apple公式サイトへ直接アクセスして確認しましょう。

被害にあわないための4つの対策

偽サイトにだまされないために、日頃から次の対策を心がけましょう。

OSとアプリを最新の状態に保つ

アップデートには、既知の脆弱性を修正し、セキュリティを向上させる重要な役割があります。

iPhoneは「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、最新の更新プログラムを適用できます。Androidも「設定」→「システム」→「ソフトウェア アップデート」などから更新状況を確認できます。アップデートに関する通知が来たらできるだけ早く対応することをおすすめします。

【参考情報】
Apple|PhoneのiOSをアップデートする
Androidヘルプ |Android のバージョンを確認して更新する

公式サイトや公式アプリを確認する

予約開始日や在庫状況は、Apple公式サイトや普段利用している販売店のサイト・アプリで確認しましょう。また、メールやSMS、SNSの投稿、広告などから突然案内されたリンクは安易に開かず、自分で公式サイトへアクセスして確認することが大切です。

アカウントの保護を強化する

多要素認証を設定し、対応するサービスではパスキーの利用も検討しましょう。万が一パスワードが漏えいした場合でも、第三者による不正ログインやアカウントの乗っ取りのリスクを減らせます。

詐欺対策アプリを活用する

詐欺対策アプリの中には、あやしいと感じたリンクやスクリーンショットを分析し、詐欺の可能性があるかを確認できるものがあります。また、悪意のあるサイトへのアクセスをブロックする機能を搭載した製品もあります。巧妙な偽サイトに備えるため、活用を検討しましょう。

トレンドマイクロ 詐欺バスター(iOS/Android)

【トレンドマイクロ 詐欺バスターで偽サイトをブロック!】

トレンドマイクロ 詐欺バスターはネット詐欺や詐欺電話をブロックする詐欺対策専用アプリです。

個人情報や金銭を狙うフィッシングサイトや、不正アプリをダウンロードさせるサイトなどの、不正なサイトへのアクセスをブロックします。

※ iOS・iPadOSではSafariのみ対応

以下のアプリストアより、30日間の無料体験版をインストールしましょう。

QRコードからアプリをインストールする

トレンドマイクロ 詐欺バスターのその他の機能(クリックして詳しく見る)
詐欺メッセージ対策

詐欺の可能性があるメッセージをSMSフィルタで識別し、迷惑メッセージフォルダに自動で振り分けます。

詐欺チェック(生成AIによる詐欺判定)

怪しいWebサイトやテキストメッセージ、オンライン広告をスクリーンショットで撮影し、その写真をアプリに送信すると、詐欺の可能性がないか、AIがチェックします。

詐欺電話対策

発信および着信時に特殊詐欺の疑いがある場合は画面上に警告を表示します。ブロック設定を有効にすることで、発着信の自動的な切電も可能です。

※iPadOSでは詐欺電話対策はご利用いただけません。iOSでは発信時のブロック(自動的な切電)はご利用いただけません。

ディープフェイクスキャン(ベータ版)

ビデオ通話やライブ配信において、ディープフェイクによるなりすましの可能性がある際は警告を表示します。LINE、Instagramなどの、ビデオ通話機能やライブ配信機能があるアプリ各種でご利用いただけます。

詐欺バスターの詳しい説明はこちら

あやしいサイトに情報を入力してしまったときの対処法

あやしいサイトに支払い情報を入力してしまった場合は、すぐにカード会社へ連絡しましょう。カード裏面などに記載されている連絡先に問い合わせることで、利用状況の確認や、必要に応じたカードの利用停止・再発行について相談できます。

対処方法に不安がある場合は、消費者ホットライン「188」や、警察相談ダイヤル「#9110」を利用することもできます。

詳しい情報は、以下の記事も参考にしてください。

【関連記事】
TrendLife|フィッシング詐欺にだまされて住所などの個人情報を入力してしまったときの対処法

【参考情報】
消費者庁|消費者ホットライン
警視庁|警察相談ダイヤル#9110

急かされたときこそ、立ち止まりましょう

Appleの新製品が発表・発売される時期は、多くの人の関心が高まります。偽サイトは、そうした期待や注目を悪用して作られます。

「今すぐ」「今だけ」などと急かされていると感じたら、まずは一呼吸おきましょう。慌てて行動せず、Apple公式サイトで情報を確認したり、家族や友人など信頼できる人に相談したりしてから判断することも大切です。

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