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AIエージェントとは?できることと家族で使うときの注意点を解説

近年、AI大手各社からAIエージェントと呼ばれる新しいタイプのAIサービスが公開されました。従来の生成AIが「質問に答えるだけ」だったのに対し、AIエージェントは「自ら行動し、目的を達成する」のが特徴です。

本記事では、AIエージェントとは何か、実際に何ができるのか、使うときに何に気をつければよいかを解説します。

AIエージェントとは

AIエージェントとは、私たちから与えられた目的を達成するために、自らの判断で複数の行動を組み合わせて動いてくれる AI のことです。

例えば、私たちが「土曜の夜、家族 4 人でイタリアンを予約して」とAIエージェントに伝えると、AIエージェントが条件に合うお店を検索し、空き枠を確認します。その後、予約フォームに必要な情報を入力し、確認画面まで進めるところまで自動で対応します。初期設定では予約前にユーザの確認を挟むのが一般的ですが、設定によっては予約の確定と決済まで自動で完了します。

総務省・経済産業省の「AI事業者ガイドライン」は、令和8年3月31日に公表された第1.2版で、AIエージェントを「特定の目標を達成するために、環境を感知し自律的に行動するAIシステム」と新たに定義しました。自律的に動くAIが、国の指針でも前提として扱われる段階に入っています。

【参考】総務省・経済産業省|AI事業者ガイドライン(第1.2版)

なお、AIエージェントには業務向けと家庭向けがあります。本記事では、家庭で家族と使う AIエージェントに絞って解説します。

AIエージェントにできること

AI大手各社が公開しているエージェント機能では、実際に次のようなことができます。

情報を集めて候補を並べる

レストラン、宿泊施設、病院、商品などを複数のサイトを横断して検索し、条件に合わせて候補を選びます。

「家族4人が土曜に行ける、駅から徒歩10分以内のイタリアン」のような複合条件でも、数分で候補が絞られます。

予約・購入・決済まで進める

情報収集で見つけた候補の中から、予約サイトを開いて必要な情報を入力するところまで、AIエージェントが行ってくれます。

多くのサービスでは、パスワードの入力や支払いの確定など重要な場面になると、AIエージェントが操作を止めて私たちに確認を求めます。どこまでをAIに任せ、どこから人が確認するかを、サービスごとの設定であらかじめ確かめておきましょう。

メールや資料を整理・要約する

メール、チャット、文書などをまとめて要約し、次にやるべきことをリスト化します。

学校からの連絡や習い事のスケジュール変更など、日々の情報整理に役立ちます。ただし、AIにメールを読ませる権限を渡すことになるため、お金や個人に関する情報などへのアクセス範囲は事前に検討しましょう

家族でAIエージェントを使うときの注意点

家庭で AIエージェントを取り入れるとき、注意しておきたいポイントを 2 つ解説します。

詐欺サイト・偽広告への自動アクセス

AIエージェントがアクセスするWebサイトの安全性が、常にチェックされるとは限りません。予約サイトを装ったものや、SNS広告として拡散されたものなど、AIが詐欺サイトにたどり着くことも起こり得ます。

人間なら「日本語が不自然」「URLがおかしい」といったサインで気づけるところを、AIは見逃してしまうことがあります。自動で進む範囲が広いほど、悪意のあるサイトにアクセスしたことに気づくのが遅れます。

AIが知らない家族の予定・好み・アレルギー

多くのAIサービスは、利用しているアカウント本人との会話をもとに動きます。家族の人数、家族それぞれのアレルギーや好き嫌い、予定などは、私たちから伝えないかぎり反映されません。

「土曜の夜、家族4人でレストランを予約して」と伝えても、AIは誰が土曜の夜に予定があり、誰に乳製品アレルギーがあるのかを知りません。

結果として、「予約はできたけれど、家族の事情に合わなかった」ということが起こりやすくなります。これは「AIが間違えた」というよりも、「AIに家族の情報が渡されていなかった」ことが原因です。

AIエージェントをもっと便利に、安全に活用するために

私たちの暮らしの中に少しずつ入り込んできているAIエージェント。便利に、安全に活用するには、次のような点を家族で意識しておきましょう。

AIに任せる範囲を家族で線引きする

「予約は AI に任せて OK」「金額の大きい買い物は必ず自分で最終確認する」など、AI に任せる範囲を家族で決めておくと、想定外のトラブルを防げます。

「どんなことなら任せていいか」「いくらまでなら任せていいか」など、具体的なルールを家族で話し合ってから使い始めるのがおすすめです。

予約・購入・決済などは必ず人の目を通す

多くのAIエージェントには、予約や決済を確定する直前に、内容を確認できる画面を表示する設定があります。この設定をオンにしておくと、想定外の予約や決済が起きにくくなります。この確認画面によって、「金額が違う」「アレルギー情報が反映されていない」といった間違いにも、実行前に気づけます。

まずは「調べる・比較する・候補を作る」までを自動化し、「実行する」の一歩前で家族の誰かが目を通す運用から始めると安心です。

詐欺サイトや偽広告に警戒する

AIがアクセスするサイトを、AI自身がすべて安全と保証できるわけではありません。だからこそ、このようなリスクに対する備えが必要です。

SMS・電話・Webサイト・アプリを横断して詐欺のパターンを検知できるセキュリティサービスを併用しておくと、AI が詐欺サイトにアクセスする前に警告してくれます。

家族みんなのアカウントをまとめて見守れるサービスなら、誰かが危ないサイトにアクセスしそうになったとき、ほかの家族にも通知が届き、被害を防げます。

家族みんなが信頼できる、家族のためのAIサービス「TrendLife Kaleida (カレイダ)」

前述のポイントを常に意識し続けるのは大変です。そこで、家族一人ひとりのことを理解しながら詐欺対策もできるAIサービスを活用してみましょう。

トレンドマイクロのファミリー AI「Kaleida」は、ひとつのAIが、家族一人ひとりに合わせてパーソナライズされるサービスです。*

  • 自ら学習: 好きな食べ物や生活リズム、予定などを、会話を通じて自然に把握します。
  • 共有範囲は自分で決める: 何を家族と共有するかは、一人ひとりが自分で決められます。
  • 予定を共有: 家族のGoogleカレンダーと直接同期します。

さらに、Kaleidaはリアルタイムの詐欺・脅威対策も標準搭載しています。

Kaleida について詳しくは、こちらをご確認ください。
*プレビュー機能のため、内容に変更の可能性があります。

AIとの付き合い方は、家族で少しずつ決めていきましょう

AIエージェントは、家族の暮らしを大きく助けてくれる可能性があります。

一方で、私たちが家族の情報を伝えていなければ思わぬすれ違いが起こることや、詐欺サイトへ自動でアクセスしてしまうことなど、注意点もあります。「何をAIに任せる?何は自分でやる?」と家族で相談しながら、AIとの付き合い方を少しずつ決めていきましょう。

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